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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第2章 彼女の正体とDoctors

-ひなのside-




ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…_____



真っ白な天井、

淡いグリーンのカーテン、

一定のリズムを刻む機械音に、

身体にはいろんなものがつけられてる。



ここ、どこ……?



と思ったら、誰かに声をかけられた。




「ひなのちゃん。…ひなのちゃん、わかるか?」




……この人は、誰?




「気がついたか?ここは病院だ、もう心配いらない。俺はひなのちゃんの担当になった五条悠仁だ。」




病院…?

そうだ、わたし救急車で運ばれて…ってことは、この人はお医者さんか。




「ハァ…ハァ……ケホッ…ッハァハァ………」




あれ…、なんか苦しい…




「大丈夫か?苦しい?」



「ハァハァ…ケホケホッ…ッハァ……ハァ…ハァハァハァ……」




わたし、また息ができなく…


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