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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第41章 勉強会



昼食はレストラン会場でバイキング形式。

早く食べに行きたいんだけど、会場から一気に人が移動するので五条先生を見失ってキョロキョロ探してたら、




「ひーなちゃん。」



「あ、藤堂先生!こんにちは。」




藤堂先生も今日はスーツだ。

もう完璧に王子様じゃん。

わたしの主治医かっこいいっ。




「こんにちは。お手伝いお疲れ様。大丈夫?疲れてない?」



「はい。午前中はずっと座って見てただけだったので、大丈夫です。」



「それならよかった。具合悪くなったら無理しないでいいからね。五条先生探してる?」



「はい。お昼に行きたいんですけど見失っちゃって。」



「さっきあそこにいたんだけどなー、人気者だから誰かに引き止められてるかも。」




と言いながら、背の高い藤堂先生が辺りを探してくれる。

こんな時に背が高いとすぐに見つかるんだろうなって思ってたら、藤堂先生が見つけたみたいで呼んでくれた。




「ひな、ここにいたのか。」



「わたしも探してました。でも、人混みの中見つけられなくて。」



「だからLIMEしたのに見てないだろ。せっかくスマホあるんだから使えよ。」



「あ、その手があったか。気づきませんでした…。」



「ったくお前は、なんでそういうとこ抜けてんだよ。」



「ふふっ。はいはい、"痴話喧嘩"してないでお昼食べに行くよ。」




と王子様、主治医様の藤堂先生がサッと切り替えてくれて、レストランにご飯を食べに行った。


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