ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第45章 お呼び出し
五条「食欲がありません。」
げっ…
五条先生声がやばい、めっちゃイライラしてる。
鬼レベル3にはなってる。
藤堂「僕はひなちゃんの口から聞きたいんだけどなー。いつから食欲なかったの?」
藤堂先生も表情からなんだか優しさが抜けた気が…
「一昨日くらい、だったかな?」
五条「少なくとも今週はずっと食欲がありません。昼間はサラダかおにぎり1個、たまにコロッケ1個や唐揚げ3個食べて、なんとなくしっかり食べた感出してました。」
…!?
な、なんでそこまでわかったの…
しっかり食べた感じゃなくてしっかり食べたじゃん。
肉はしっかりでしょ…
五条「他にも自分で気になってることはあるだろ?まだ隠すか?」
「え、えっと…」
お腹のこと言わなきゃ…
でも、お腹が変なんて初めてなんだよね…
すると、
藤堂「ひなちゃん、身体は痩せたのにお腹だけ少し出てるね。どうして?」
と、藤堂先生がコロコロの椅子に座ったままグッと近づいてきて、わたしの腰とお腹を手でサンド。
なんで…バレてたの…?
この服だとわかっちゃったかな…?