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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第67章 鉄剤注射



あれ?

でもそれだとなんで…




「祥子さんの苗字って、まこちゃんと同じ冨岡ですよね…?」



祥子「ここで働き始めてから結婚したから、仕事ではそのまま旧姓使ってるの。だから真菰と同じ冨岡なんだけど、本当は宇髄祥子よ。それでひなちゃん気づかなかったのね。」




いや、もし宇髄祥子で出会ってたら、今度はまこちゃんのお姉さんってことに気づいてなかった気がするから、どうとも言えないけども…




「ま、まさか宇髄先生の奥さんだったとは。まこちゃんのお姉さんで宇髄先生の奥さんで…ってことは、まこちゃんは宇髄先生の家族ってこと??」



宇髄「まこちゃんは俺から見たら義理の妹だな。」




義理の妹…

わたし、今まで宇髄先生の妹にお世話してもらってたんだ。

それにしても、今の今までほんと気づかなかった……




祥子「ちなみに、達弥よりわたしの方が歳は下よ。わたしは今年31で、達弥は35になるから。わたしは神崎先生と同い年なの。」



「あ、じゃあ五条先生のひとつお姉さんですね。だからみんな祥子ちゃんなのに、五条先生は祥子さんって呼んでたのか。」



宇髄「ま、そういうことだ。」


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