ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第68章 お父さんとお母さん
すると、
五父「ひなちゃんだね。こんにちは。」
ゴクッ…
五条先生のお父様に話しかけられて、どうしていいかわからず固まってしまう。
「ひな朝から緊張してるんだ。」
ちゃんと挨拶しなさいって言われるかと思ったら、そう言ってそっと背中に手を添えてくれた。
そして、その手に背中を押されたように、
「コンニチハ…」
と呟いた。
五母「ひなちゃん、すっかり大きくなったわね。また会えてうれしいわ。」
五父「悠仁とお迎え来てくれてありがとう。」
優しく微笑んでくれる2人にまた固まってしまう。
「さぁ、2人とも疲れただろ?話したいこともたくさんあるだろうが、家に帰ってからにしよう。」
とみんなで車に乗って家に帰ってきた。