ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第82章 傑と悟
夏樹「大丈夫じゃないだろ。藤堂先生に連絡して午後から病院行った方がよくないか?」
「大丈夫だから。午後の講義もちゃんと受けないと。」
七海「でも、ひなの食欲も落ちてるよ?今週はうどんばっかりで、今日なんか半分しか食べてない。」
って、完全に箸を置いたわたしのうどんに視線を落とす傑。
「き、今日は、朝いっぱい食べたから…」
夏樹「大学生にもなってバレバレな嘘つくなよ…」
と、夏樹は少し呆れた感じ。
「…っ、ほんとだから!だいたい、1年なのに講義休めるわけないじゃん。今日は4限で終わりだし、明日は休みだし、座って聞いてるくらいなんともないってば。」
七海「ひなの?気持ちはわかるけど、さすがに1回飛ばしたくらいじゃ影響ないよ。講義なら録音しとくしノートも貸すから。」
夏樹「見てる感じ、後で絶対酷くなるパターンだと思うぞ?無理せず今のうちに休んだ方がいいと思うけどな…。」
「そんなことないもん!本当に大丈夫だから!!」
と、心配する2人をなんとか押し切って、午後の講義を受けた。
…が、わたし以外のみんなが予想した通り、