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異世界転生しなくても美女とハーレム

第8章 寝取られた妻

「おやすみなさ~い」

いつものように麻理が先に寝室へと向かう。



「華菜、今日はどうだ?」



「ごめんなさい、あなた。

最近、疲れが酷くて……、許してもらえるかしら?」



「ああ……、そうだな、ここ最近、回数が増えてたし。

少し休んだ方が良いかもな」




今日もナシ、か……。

内心、私はばっかりしていた。



麻理が引っ越してきた初日に激しく愛し合ったのは良いが、その反動からか最近、妻からの求めがすっかり無くなってしまったのだ。



気が付けばもう、十日ほどセックスをしていない。

以前ならば、浮気相手で性欲を満たすのだが、ことごとく麻理に邪魔されたおかげで彼女たちとも会えないでいた。




すっからかんになる事はあっても、満タンになることなどこれまでなかった。

私のダムは決壊寸前だった。



(これは……、そろそろ自慰でもしないとヤバいな……)




悶々とした思いを引きずり、私は寝室へと入った。




それにしても、あれほど美女に囲まれていたのに、気が付けば独り寂しく自慰とは……。



ベッドの上でパンツを下したものの、情けない気分になり、斬鉄剣は錆びついたままだった。



「これじゃ、無理だな」独り言を吐き、私はパンツを元に戻すと布団に潜り込んだ。

なんとか時間を作って、横浜の由美か、Gカップの香織に会えないだろうか?

由美は人妻だからタイミングを合わせるのは難しいだろう。



独身の香織なら、東京に住んでいる事だし上手く都合付くかもしれない。

しかし、そのためには、麻理の監視を振り切らないといけない。



(どうすれば……)




思案を巡らせているうちに、私はウトウトとし……、いつの間にか眠りについてしまった。




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