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異世界転生しなくても美女とハーレム

第8章 寝取られた妻

麻理がクローゼットのなかで華菜を『許せない』とつぶやいてから数日が経とうとしていた。



もしや、麻理は華菜に危害を加えるのではないかと警戒したが、二人の関係は普段通りに見えた。

私の取り越し苦労かと思ったが、あの日以来、華菜が私を求めてくることはなかった。



少し寂しかったが、私にはイベントが控えている。

高校時代の委員長、Gカップ香織との密会が叶いそうだったのだ。



そのために、アリバイ工作を着々と進めていた。




だが、大きな障壁がある。



それは、麻理。

彼女を何とか黙らせないと、香織との密会は果たせない。



そこで私は妙案を思いついた。麻理を私の虜にしてしまえば良いのだ。

先日のベッドの中で、私は恥じらいを見せる麻理に欲情した。



もう、麻理を攻略する方法は会得したと言って良いだろう。




きっと、麻理はまた私の寝室へ忍び込んでくる。

その時がチャンスだ。



私は、虎視眈々と、その時を待った。




そして、その時はやってきた。

何時ものように、一人寂しく寝ていると、ドアが静かに開く気配がする。



(来たな 笑)



私は寝たふりをしながら、侵入してきた人物がベッドに潜り込んでくるのを待った。




やがて、ゴソゴソと侵入者はベッドに潜り込んでくるのだが、どうも私の予想と違う。



明らかにサイズが小さい。




「莉奈?



どうしたんだ?」



「ママが……、いないの」というと娘は、直ぐに寝息を立て始めた。



華菜が寝室にいない? 一体どうしたというのだ?




私は混乱した。




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