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異世界転生しなくても美女とハーレム

第7章 寝室を覗く美少女

麻理が休んだ日、私は少し残業をした後、久しぶりに由紀恵と会っていた。
由紀恵は、加恋へのプレゼントを買う時に立ち寄ったデパートの下着売り場の店員だ。

「久しぶりに声がかかったと思ったら、軽く飲むだけだなんて、酷い人」
由紀恵は、そう言いながら眉をひそめた。

麻理に出会ってから調子が狂ったこと、そして妻の華菜が夜の生活に積極的になったこともあり、由紀恵との関係も疎遠になっていた。

「悪いね、今日はどうしても九時までには帰ってくるように妻にくぎを刺されてるんだ」

「たしか、お若い奥さんなんですよね?
妬けるわ。 私を放っておいて、若い奥さんと、きっと熱い夜を送るのね」

由紀恵は加恋が私の妻だと思っている。

「そんなんじゃないよ、今日は同居人が引っ越してくるんだ」

今日、華菜の"はとこ"が家へ引っ越してくると聞いていた。華菜からはちゃんと挨拶を済ませたいから、必ず九時までに帰ってこいと言われていた。

「同居人って? 親戚の人とか、ですか?」

「妻の"はとこ"なんだよ、大学生らしい」

「そんなの、明日でも良いじゃないですか。
わたし、アソコに蜘蛛の巣が張りそうです」

テーブルの上に置いた私の左手に、由紀恵は指を絡めてくる。
細く白い指は、触れられただけで、下半身が反応してくる。

さらには、自慢のFカップ巨乳をグイグイ押し付けてくるものだから堪らない。


(少しくらいなら……、先っちょだけでも……)と、悪魔の囁きが聞こえてくる。

私の迷いを察したのか、由紀恵は、私のブラスの中の氷を摘まんで取り出すと、それを口に含み、まるでバナナ(斬鉄剣)を嘗め回すかのように頬を動かした。


あまりにもエロいので、思わず、私はゴクリと喉を鳴らした。

今からなら、一時間を由紀恵と過ごしても、十時には帰れる。
残業することは既に伝えてあった。

私の中で欲情が妻との約束よりも優勢になる。

「そ、そうだな……、先っちょだけだぞ」



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