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（どうしよう、膣中に出される）

それまでの快感は吹き飛び、恐怖でいっぺんに正気に戻る。



「お願い、膣中に出さないでーーー」


私は、最後の意識で必死に懇願したが、海は腰の動きを止めるどころか、さらにピッチを上げてきた。


ようやく繋ぎ止めた意識が、またもや切れていく。


「あうっ」

「あうっ」

口からだらしなくよだれが垂れ落ち、私は、切れていく……意識が……


（ああ……今日は危険日だ……）


（こんな事なら、出るんじゃなかった）


目に涙がにじむ……




「むうん！」「むうん！」海は苦しそうに呻ると、それまで根元まで深々と差し込んでいたペニスを抜いた。


ビュー、ビュー、と勢いよく白濁の液が私の胸元にかかる。



その瞬間、私は最後の絶頂を迎えた。

「はあ～～～ん」背中をのけぞる。ビクビクと身体は震え、糸の切れた操り人形のように、私はガクンと崩れ落ちた。


ハァー、ハァー……

肩で息をする私の口元に、海が、ついさっきまで膣中に入っていたペニスを差し出した。


私は、それが堪らなく愛おしかった。それを咥え、丁寧に舐めまわす。

『ずちゃ』『ずぽっ』と、粘り気を含んだ音が静まりかえった撮影現場に響いた。


海がペニスを抜き取ると、口を半開きにした私は舌をチロチロと動かし、自分の胸に飛び散った海の白濁の情熱を指ですくい、舐めた。

目は焦点が定まらない、口の周りには舐め回した精液が滑りとなって残っている。

おそらく、私は光悦とした表情をしていただろう。



「カーーッ！！！」