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秘蜜のバイト始めました

第3章 え? 女の人とするの?

「今日子ちゃんは、本日デビューしたての、ほっかほっかの新人AV女優です」

「な・ん・と、さっきまで撮影でした。で、今、わたしの部屋で二人で打ち上げをしていま~す」

「しかもですね、今日子ちゃんは現役女子大生。お顔を見せられないのが残念なくらいの美少女ですよ~」


「さて、今日子ちゃん、初めてのAVの撮影、どうでしたか?」

いきなり話を振られて私は、しどろもどろになる。

「あ、あ、あの、凄く緊張したけど、スタッフの方や、男優さんもすごく親切で優しくて、なんとか無事に撮影できました」

隣でクスクスと杏果が笑う。

「うふふ、AV撮影は初体験として、他にも体験したこととか、なかったですか?」

(うう~~、杏果さんのイジワル~)

私は撮影時の事を思い出し、顔が赤くなった。



「そ、その、初めて、潮を吹きました……」

「あはは、イヤ、そういうことを聞きたかったわけじゃないんだけど、アヒ、アヒ」と杏果は笑い転げてベッドに倒れこむ。

(あ、杏果さん、お顔が映っちゃう!)

が、しっかりと顔はカメラから背けており、私は、杏果の巧みな逆カメラワークに舌を巻く。


こうやって、杏果が私を弄って楽しむという映像を収録し、杏果が最後を締めた。

「それでは、これから今日子ちゃんをリアルにイジめちゃうので、今日はこの辺で~」

「今日子ちゃんも手を振って~」

言われるままに、私も手を振った。




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