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悪魔から愛されて

第4章 あなたは誰

さらに顔から火が出そうになる…

「ふざけないでください。部長の所為で京子は、あんなに元気なくなって…」


突然言葉が遮られた…

何が起こったの…

えっ…




龍崎部長は私に口づけていた…


でも…



なにこの感触…



初めてじゃないし…




…気持ち良い…





「嫌…何するんですか。」
私は我に返って、部長を突き飛ばした…



「俺を知っているだろう…この感触…」

「な…何を仰ってるか…わかりません…もう私…帰ります…」

「西条さんを助けたいんだろ?何が起こったか確かめなくていいのか?」


静かに立ち上がった龍崎部長は、部長室の鍵を閉めた。

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