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🏠️家庭内恋愛💕

第10章 最終章・100年物語


3人の住む集落は、山や森で囲まれていて、いまだに昔ながらの風習が続いている。


そして、今年は100年に一度の“神降ろし”の義が行われる年となった。


その年の、神主の子供(14~20歳)の男女二人以上が御神体のある地下に入り儀式を行うが――――…儀式の内容は神主と蔵に入った者しか分からないと言う。


しかも、儀式に参加した者は出てきても儀式の内容は口にしてはならず――――…


“神降ろし”の儀式は謎だらけなのである。



だが、神降ろしの義はこの村には欠かせない政の1つらしく、“神降ろし”の義が行われた年から100年は災いもなく…どんな災害からもこの村は守られてきた!もちろん、疫病などもだ――――。


不思議なことに、数年前に全世界で流行した新型殺人ウィルスの驚異は、この村では流行らなかった。隣村は――――お年寄りがほぼ全滅したと…広報で知らされたが…この村の住民はぶじだった。


しかし大昔、神主の子供が逃げだし儀式が行われなかった年があった…その年村は、大災害に見舞われ――――…結局、翌年“神降ろし”の義をせざる終えなくなったらしい。


無論、逃げ出した神主の子供を捕まえ――――無理矢理地下に閉じ込め儀式を遂行した…と、“神降ろし”の歴史書には記されていた。


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