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一緒に●にませんか?

第7章 7日目

数年前、私のとても仲良かった友はアル中、●中でリハビリに通っている途中だった。

4年もの間、そういった依存する物質との関係を切り、彼女の支えもあり、まともな人生を歩んでいた。

ある日までは。


彼がいつもレッドブルを持っていた手には、お酒があった。
私は激怒した。話を聞いてあげるわけでもなく、激怒して大泣きしてしまった。折角積み上げたものを何故壊すのか、と。

婚約までしていた彼女との婚約破棄によって自暴自棄になったと言っていた。
もう一度辞めよう、と怒るのをやめて話を聞いて見たりもしたけども、続いても半年、またお酒と●に頼るようになっていった。


次第に連絡も疎遠になり、そのままかんけいは断ち切られてしまった。今生きているのか。元気なのか、まだ依存と闘っているのか。

もう私にはわからない。

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