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一緒に●にませんか?

第8章 8日目

家に帰る間、貴方は私の手を離しませんでした。

いつもより強く握り、絶対離さない、そんな気持ちが伝わってくるようでした。

『眠くなってきた』

私はなにも聞きたくありませんでした。

【もうそこ家だから、寝ていけばいいよ】

『他に女の人いるなら、私は大丈夫です』


酔ってる私が言うと貴方はとても感情的になりました。

【だから、いないって!!!】


貴方が苛立ったのを、私は初めて見ました。

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