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一緒に●にませんか?

第1章 1日目

【俺メンヘラらしいけど、大丈夫ですか?】

『いや、それはわかりません。でも初めてちゃんと話していきなり"一緒に死のう"はパンチがありすぎて気になります』
【はい!乾杯!】

十分に酔っ払い過ぎてる私にビールを差し出すと、満足げな表情を浮かべて話し始めました。

【ずっと可愛いって思ってたんです。いつも見る度に。】

『その割には特に話しかけてきませんでしたよね』

【そんなのもうどうでもいいじゃないですか。本当にタイプです。可愛い。好き。】

ヤりたいなら、そう言っていただいた方がめんどくさくないんですけど。

なんでそんな遠回りするんですか。いい大人が。

【僕メンヘラなんです。大丈夫ですか?】

『そんなこと言われても大丈夫かどうかは知りません。』

【あぁー可愛い。ちゅーしてもいいですか?】
『え?』
【ちゅーだけ】

酔っぱらった私は急に甘えてくる貴方に戸惑いました。

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