無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　背中を蒼空の舌がずるるるるっ…と這いずり降りていく。
たまらない快感がそれに添って駆け下りていく。


「はあああぁ〜〜〜〜〜……」

女の子のような高い声が、狭い寝室の中で響き渡る。
これ…僕の声…なんだよね？

疑いたくなるほどの甘い声が湧いて出て、出した本人の恥ずかしさは更に高くなって……。


「…？！あ……うぅ〜〜〜ん……」

　僕のアソコから手が離れ、蒼空の両手が僕の両胸をむんずと掴み、激しく揉み上げてきた。
肉はそんなに付いていない男の胸でも、鍛えたわけじゃない僕の胸は比較的柔らかい。
…じわん、じわんと、揉まれるたびに快感が走る。


「ああ……じんじんするぅ……」

　下は弄られていなくてお留守になっていて、下半身がもどかしさを僕に訴えてくる。

それと、今愛撫されている胸の快感が合わさって、余計にアソコがじりじりしてくる。

　それが狙いだったのか、蒼空が僕の後ろでクスリと笑った。


「下を触って欲しいんだな？だけど俺の手は２つしか無いんだ。お前のオッパイをイジるので手が一杯になってるからさ、そこを気持ち良くしたいんなら自分でしてみなよ？」

・・・・・うわぁ・・・ここでそんな事言う？
いっ…いじが、わるぅいっ！

・・・でも、でもっ・・・・・



「・・・んっ……はあぁ〜……」

がまん、できないよっ！



「・・・ふうぅ〜ん…優希は、そこが気持ちいいのかぁ……」


　いつのまにか僕の腰のあたりに顔を近づけていた蒼空が楽しそうな声で感心しながら僕の行為をじっと見ていた。


「…あ、あ？！え、えっ？！ち、ちょ・・・」
「あ、俺の事はお構いなく♪好きにヤッてていいから♡」


うわぁ…そ、そんな……自分の行為を、それも、こんな近くで見られちゃうなんてっ？！


かあああああああっ！

僕の顔が真っ赤っ赤になったのが判る。
恥ずかしくて、顔から火が出そうだ。

それなのに・・・



手が、止められない。


気持ちよくて、止められない……。


こ、こんなに・・・恥しいのに……。
恥ずかしことしているのをっ！


見られているのにっ！



止まららい！







………きもちいい・・・・・。