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僕達の日常-血流し編-

第1章 〜再会〜

◇角川学園4階・1年B組◇

「はぁ、緊張する…。」

僕の名前は、小野郁(おのいく)。

今日から、角川学園(かどかわがくえん)という男子校に通う事になった高校1年生。

今は、今日から1年間過ごす事になる教室で、座席表で確認した自分の席に座っている。

「良い眺めだ」

教室から見える、景色を見ながら呟く。

僕の席は、教室の1番左端っこの窓際で、前から2番目の席だ。

「窓際になって、ラッキーな気分♪」

窓際だと、外の景色が見やすくて良い。

「もう、結構来てるなぁ」

次に、教室内を見回すと半分くらいのクラスメート達が来ていた。

「そうだ、喉渇いたから飲み物でも買って飲もうかな」

確か、1階に自販機があった筈…。

◇角川学園1階・自販機前◇

「ふぅ、美味しかった」

自販機で買って飲んで、中身が空になった缶をゴミ箱に捨てる。

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