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僕達の日常-血流し編-

第3章 〜ソングボーイズ〜

◇車の中◇

-有里(夕陽)視点-

「~♪」

「有里、今日は随分とご機嫌が良いね」

車を運転してるソングボーイズのマネージャー、真根栄司(まねえいじ)さんに話しかけられる。

「今日は、待ちに待ったイベントの日ですから♪」

そう、今日は待ちに待ったイベント当日の朝。

現在。

僕とソングボーイズのメンバーを乗せ、僕達の真根さんが車を運転して、イベント会場へ向かっている。

イベント会場は、アメニイト日本橋店。

「それだけじゃないんだよな~(笑)」

真根さんの横の座席に座ってる、ソングボーイズのリーダーの天上翔(てんじょうかける)が僕の方をチラッと見てニヤニヤする。

「今日は、有里君のファンの愛しい幼馴染君が、イベントに来るもんね♪」

「うん♪」

僕の隣の真ん中座席に座ってる、ソングボーイズの末っ子キャラの下道筑紫(したみちつくし)の言葉に頷く。

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