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騎士様は私のボディーガード

第8章 騎士様、行かないで!

「うんっ……待ってる! ずっと、信じて待ってるからっ……」



私は泣きながら、シリウスに抱きついた。



「俺の剣は、ミオが預かってくれ」

「えっ」

「もう血は流さない。ミオが言ったように、話し合いで解決してみせるから」

「……じゃあ私、銃刀法違反で捕まらないようにしないとだね」

「その時はケイゴに押し付けてくれていい」



私はクスッと笑った。



「やっと笑ったな、ミオ」



シリウスは安堵の表情を見せた。



「今日はお前をたくさん抱かせてくれ……」



そう言うとシリウスは私の腰を引き寄せた。
そして私の唇にキスをする。



「この唇も、柔らかい肌も、指も、髪も……あますことなく、ミオを愛したい」


「……っ……」



シリウスの熱い視線にゾクゾクする。
もうその言葉だけで身体が熱くなった。



「……私もシリウスが欲しいっ……

お願い、壊れるぐらい、私を愛してっ……」


「ミオっ……」



私は力強く、シリウスに抱きしめられた。








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