無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

もしも　大ちゃんがカンナちゃんの事を好きだとしたら
それは　胸に秘めた片想い、って事になるのかな

それとも　去年翔ちゃんと付き合い始める前に
告った事があるとか？

まさか翔ちゃんと付き合いだしてから
それを承知の上で告った、
なんてことは無いだろう
友達の彼女と知ってて　大ちゃんがそんなことするとは思えない
となるとやっぱり誰にも言わずそっと想うだけ・・・？


いやいや、そんな事考えてもしょうがない
俺は大ちゃんの秘密を探るような
真似をしたいわけじゃない


今見たことは誰にも言わず　忘れよう、
きっとその方がいいんだ、と心に決めて

俺は足早に教室へと戻った