扉を開けて AN
第3章 モテ期なんて言われても
「また断ったの?」
「・・・断ったよ」
「何で?可愛い子だったのに」
「・・・よく知らない子だし・・・」
「友達から、とか濁しておいても向こうは喜ぶと思うけどね」
「・・・そんな気には なれないよ。
翔ちゃんは 好きじゃ無い子でも 友達から、
って付き合うの?」
「・・・俺には彼女居るから。でも居なかったら考えるかも。それって別に悪い事じゃないよね?」
「・・・・・・」
俺、何か変なのかな
だけど、俺は中身を知らずに誰かを好きになったり出来ないもん
ううん、女の子だけじゃない
男子と友達になる時だってそうだ
あれこれ話をして 性格を知ってからじゃないと
簡単には仲良くなれないんだから
・・仕方ないじゃん
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える