
【リレー小説】ルイーダの酒場
第21章 芽生えた気持ち
「……変(こい)?」
パームは苦虫を踏み潰したような顔をした。
ちょっと待て。
何言ってんだ、このジジイ。
なんで「変」と書いてコイなんだよ。
漢字が違うじゃねぇか。
少女漫画によくある円の点描をバックに持ってくるなよ。あれ、描くのに物凄く疲れるんだからな。
てかよくこのガレキの中で生きてたな。
カネミツは死んでしまったというのに……ん? カネミツの姿が見当たらない。
なんでだ? 死体がなくなった?
まさかっ……。
「くっそ、パーム! よくも俺を殴りやがったなぁ!」
「待て、ムト。大変だ、カネミツがっ……」
その時、ムトがガレキに躓き、パームの身体を押し倒した。二人は一緒に地面に倒れこんでしまう。
「ちょっとぉ~、二人とも大丈夫ぅ?」
レミファが様子を見に行き「アッ」と声を上げる。
なんとムトの唇とパームが唇がごっつんこしていた。
パームは苦虫を踏み潰したような顔をした。
ちょっと待て。
何言ってんだ、このジジイ。
なんで「変」と書いてコイなんだよ。
漢字が違うじゃねぇか。
少女漫画によくある円の点描をバックに持ってくるなよ。あれ、描くのに物凄く疲れるんだからな。
てかよくこのガレキの中で生きてたな。
カネミツは死んでしまったというのに……ん? カネミツの姿が見当たらない。
なんでだ? 死体がなくなった?
まさかっ……。
「くっそ、パーム! よくも俺を殴りやがったなぁ!」
「待て、ムト。大変だ、カネミツがっ……」
その時、ムトがガレキに躓き、パームの身体を押し倒した。二人は一緒に地面に倒れこんでしまう。
「ちょっとぉ~、二人とも大丈夫ぅ?」
レミファが様子を見に行き「アッ」と声を上げる。
なんとムトの唇とパームが唇がごっつんこしていた。
