
【リレー小説】ルイーダの酒場
第28章 暗黒城
「そっ、そんな粗っぽいこと、できるわけねぇだろ」
ムトは慌てて光邦の提案を拒み、扉に背を向ける。
「私、あなたたちが民家でタンスを開けたりツボを割ったりしてるの目撃してるけど……」
「あれはいいんだ!」
スタスタと歩きだすムトの背中を見つめ、光邦は頭を軽く振った。
「なにが常識で、なにが非常識なのか、わからなくなってきたわ」
腑に落ちないながらも、ムトたちについて歩く光邦。が、突然、なにかを感じとって小さく叫んだ。
「あうっ!」
「どうした?」
不思議に思ったムトたちが、光邦に注目する。
「なにかしら?
……なんか今、私のとてもとてもとーっても大切な人がエマージェンシーな予感がするわ」
「パームたちか?」
「ん~、わからないわ。宇宙のどこかにいる私のスイートダーリンよ。ちょっと失礼して、祈らせてもらうわ」
そう言うと、光邦は冷たい石の床に膝をつき、手を合わせた。
「🍀はやく良くなりますように。そして、ゆっくりと体を休めてくださいね🍀」
何事かわからないが、光邦の真剣な様子に打たれたムトたちも、一緒になって祈った。
「ベホマ、ベホマラー、ベホマズン」
「キアリー、キアリク、ザオリク」
「うが、うがー、うがうが」
宇宙のどこかにいるはずの、光邦のスイートダーリンの体力が回復した。
ムトは慌てて光邦の提案を拒み、扉に背を向ける。
「私、あなたたちが民家でタンスを開けたりツボを割ったりしてるの目撃してるけど……」
「あれはいいんだ!」
スタスタと歩きだすムトの背中を見つめ、光邦は頭を軽く振った。
「なにが常識で、なにが非常識なのか、わからなくなってきたわ」
腑に落ちないながらも、ムトたちについて歩く光邦。が、突然、なにかを感じとって小さく叫んだ。
「あうっ!」
「どうした?」
不思議に思ったムトたちが、光邦に注目する。
「なにかしら?
……なんか今、私のとてもとてもとーっても大切な人がエマージェンシーな予感がするわ」
「パームたちか?」
「ん~、わからないわ。宇宙のどこかにいる私のスイートダーリンよ。ちょっと失礼して、祈らせてもらうわ」
そう言うと、光邦は冷たい石の床に膝をつき、手を合わせた。
「🍀はやく良くなりますように。そして、ゆっくりと体を休めてくださいね🍀」
何事かわからないが、光邦の真剣な様子に打たれたムトたちも、一緒になって祈った。
「ベホマ、ベホマラー、ベホマズン」
「キアリー、キアリク、ザオリク」
「うが、うがー、うがうが」
宇宙のどこかにいるはずの、光邦のスイートダーリンの体力が回復した。
