
【リレー小説】ルイーダの酒場
第8章 ダーマ神殿
「トムじいさん、なんでギャルになってんの!」
「願望じゃよ。本来なら職業だけだが、年老いた男の一生の頼みで性別まで変えてもらったんじゃ。まだ、生娘だがためしてみるか?」
「絶対いやです」きっぱりと断った。
「ところで、一つたのみなんじゃが」
「なんです? 」
「教会まで背中を押してくれんかのぅ」
「そこはジジイのままかよ。てか、よくここまでこれたな」
もちろん、背中を押すのは別の者に託し、ムトはその場を離れた。
だが、その間に……、
「ムト、私、賢者になったよ!」
「早っ、えっ!? お前レミファ? 悟りの書なんか持ってた?」
「なんかよくわからないけど、私には必要なかったみたい」
「パームは?」
「いま、魔法使いになるための、同意書を書いてます」
「そんなの書くの? てか、俺はどうなろう?」
戦士、盗賊、商人、吟遊詩人、羊飼い、笑わせ師、遊び人、僧侶、魔法使い、武闘家、踊り子、船乗り、バトルマスター、魔法戦士、賢者、海賊、スーパースター、パラディン、魔物ハンター、野球選手、政治家、YouTuberとある。
「マジか」
「願望じゃよ。本来なら職業だけだが、年老いた男の一生の頼みで性別まで変えてもらったんじゃ。まだ、生娘だがためしてみるか?」
「絶対いやです」きっぱりと断った。
「ところで、一つたのみなんじゃが」
「なんです? 」
「教会まで背中を押してくれんかのぅ」
「そこはジジイのままかよ。てか、よくここまでこれたな」
もちろん、背中を押すのは別の者に託し、ムトはその場を離れた。
だが、その間に……、
「ムト、私、賢者になったよ!」
「早っ、えっ!? お前レミファ? 悟りの書なんか持ってた?」
「なんかよくわからないけど、私には必要なかったみたい」
「パームは?」
「いま、魔法使いになるための、同意書を書いてます」
「そんなの書くの? てか、俺はどうなろう?」
戦士、盗賊、商人、吟遊詩人、羊飼い、笑わせ師、遊び人、僧侶、魔法使い、武闘家、踊り子、船乗り、バトルマスター、魔法戦士、賢者、海賊、スーパースター、パラディン、魔物ハンター、野球選手、政治家、YouTuberとある。
「マジか」
