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バーチャルで知り合った彼に調教されてます

第2章 DMで調教

「今日から新しいイベント始まるんだっけ」

独り言も板についてきたな、なんて思いつつ私はスマホの画面をタップした。



最近ハマっているアバターのアプリ。

アプリ内で知り合った気の合う仲間との何気ない言葉のやりとりが、孤独な時間をうめてくれるから

私がその世界にハマっていくのに時間はかからなかった。

そんな仲間の中でも


[おはよう。髪型変えた?可愛い]


特にマメにコメントをくれ褒めてくれる彼とのやりとりは、気持ちが上がり楽しくて

[おはよう。本当に⁈ありがとう。うれしい]

そのコメントに一喜一憂する様になり、彼が特別な存在になっていったのは自然の流れだったと思う



[後でまたくるね]



後でまたくるねって事はDMに切り替えるってことだよね。


と思った瞬間、私の頬が緩んだ。



『今大丈夫?』


公開コメントから離れダイレクトメールが彼から届くと、


『うん』


私の胸は高鳴り


『イチャイチャする?』



『うん』



身体が熱くなっていく。











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