
ほしとたいようの診察室
第5章 プリンを作ろう
「深呼吸しようか。吸ってーー……吐いてーー……」
カーテンの向こう側で、大海先生がわたしに声をかける。
「ふー……ふー……」
わたしの足は開かれたまま……。
内側から子宮の様子を見るらしい。
てきぱきと器具を準備しながら、
「ちょっと開くよ、ごめんね」
大海先生がわたしのいちばん恥ずかしいところに触れる。
「んっ……」
やわな部分を開かれて、体が反射で震えた。
恥ずかしさが増す。
見られるのはもちろん、触られることもない場所にライトが当てられて……
……膣にエコーが入れられる。
