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シャイニーストッキング

第15章 もつれるストッキング4    律子とゆかり

 152 昂ぶりの後に…(2)

 情けない、全然尖り切れていない私が、この律子をこうまで狂わせててしまったのだ…

「………ん、んん……ぁ、ぁぁ………」
 律子を抱き締めながらそんな自虐な思いを巡らせていると、律子の意識が還ったようである。

「……ん、んん、はぁ…あっ」
 どうやら律子は、ゆっくりと覚醒してきた意識の中で現実を理解したのであろう…
「あっ」
 という、驚きの小さな声を漏らし、慌てて胸元から顔を上げて、私の顔を見る。

 えっ、あっ…
 私はその覚醒した律子の顔を、いや、その目を見て、思わず胸をドキンっと高鳴らせ、昂ぶらせてしまった。

 なぜなら私を見てきたその目が…
 さっきまでの淫らなもう一人の律子の目ではなくて、いつもの律子の目に、いや、昨夜までのお互いに愛を確かめ合いながら愛し合っていた濡れた情欲の目であったからである。

 あ、いつもの律子だ…
 と、その目を見て、確認した私は、思わず安堵し、いや、心の昂ぶりを自覚をし、そして…

 まだ律子に挿入ったままの…
 まだ猛ったままの熱い怒張が…
 中で、ズキンっ…
 と、猛り、疼き、震えたのを自覚した。

 やはり私は、いつもの律子の方に心惹かれ、魅かれるのだろうか?

 そしてその震えのままに…
 ズキン、ズキン、ズキン、ズキン…
 と、再び律子の中で猛々しく、脈打ち始めたのである。

「え、あ、そう、そうよね」
 そんな私の脈打ちを自覚したであろう律子は、小さくそう呟き…

「あ、ごめんなさい…わたしばかりで…」
 と、耳元で囁き…
「んん…」 
 両脚を踏んばり、立ち上がり、スッと怒張を引き抜き…

「あ、お、おい、り、律子…」
 あっという間に私の両足の間に膝まずいて…

 ジュボ、ジュル、ジュルル…
 と、怒張を舐め、しゃぶり始めたのである。

「あ、り、律子ぉ…」

「ご、ごめ…んなさ…い…わたし…ばっかり…」

 ジュボ、ジュル、ジュルル…

 ジュボ、ジュル、ジュルル…

 律子はそう呟き、愛しそうに怒張を舐め、しゃぶってくる。

 ジュボ、ジュル、ジュルル…

 ジュボ、ジュル、ジュルル…

 そしてその舐め、しゃぶっている律子の目は再び…

 さっきの淫らなメスのオンナの目の色を輝かせてきていた…

 いったい…

 どっちが本当の律子なのだろうか?



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