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シャイニーストッキング

第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太

 32 妖艶な魅力

「み、美冴さん…」

 キスをし、舌を吸う、そしてゆっくりとベッドに寝かせながら、唇を離し、少し離れてその美冴さんの姿を眺める。

 今日は無地の濃紺のややタイトなリクルートスーツっぽい上下にシルク調のブラウスを着ている、そして限りなく薄い、真夏仕様の艶々の光沢のある、ナチュラルストッキングを穿いていた。
 そして改めてそんな美冴さんの姿を俺は眺める。

 ああ、やっぱりいい女だぁ…
 と、俺はそんな美冴さんのその姿に、男としての幸せな想いを感じていたのであった。

 この美しい、妖艶な魅力溢れる美冴さんを独占できるのだ…

 俺の、俺だけの女なのだ…
 そう心が昂ぶってくる。

「えっ、あ、な、なに…」
 ジッと見つめる俺の視線に美冴さんはそう呟いてくる。

「あ、いや、綺麗だなぁって…」
 俺は素直に自分の想いを言葉にする。

「や、やめてよ、恥ずかしい…」
 美冴さんはそう呟やきながらも、ベッドの上で上体を起こし、そしてゆっくりと膝を横に組んだ。

 綺麗な、妖艶な、光沢の艶やかなナチュラルカラーのストッキング脚が、俺の視線を釘付けにしてしまう。

『ストッキングラブな女なの…』
 そんな一昨夜の美冴さんの呟きが脳裏に蘇ってきた。

 確かに、本当に、綺麗な脚、そして美しいストッキング脚だ…

 この美しいストッキング脚が、そのストッキングの光沢の艶が俺の心を刺激して止まないのである。
 そして俺はそんな美冴さんの美しいストッキング脚に吸い込まれるかのように、顔を寄せていく。

「あっ、ね、ねえ、健太さん…」
 美冴さんはそんな俺の動きに慌てる様に声を掛けてくる。

「あ、は、はい…」
 
「今日ね、今日さ、すごく暑かったじゃない…」

「だからねぇ………」








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