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アラホォ女の、末路

第1章 アラホォ女の末路

鏡の国、鏡の世界に、来たようです。

鏡に写し出された自分は、いつのまにか、歳を取ってしまいました。

それはまるで、時間という、ベルトコンベヤーに乗って、ゆっくりと進んで行きます。

時間よ、止まれと叫んでも、時は止まりませんでした。

私の、喉から、出てくる、言葉は焦りで、このあせりが、これから長く続くのかと、思うと、それだけで、辛くなりました。

恋愛で、スキップ、スキップ、ラン、ラン、ラン、はせいぜい持って27歳で、終わりなんです。

その後は、恋愛よさようなら、現実は、ホラーよ、リアルに、こんにちわなんです。

迫る恐怖に、目を背けるのは、本当です。

実際に、幽霊や、お化けは、出てこないです。出てくるのは、時間とか、空間、価値観、とかになります。


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