アラホォ女の、末路
第1章 アラホォ女の末路
ガッン!!鉄槌を打たれたように、私は、倒れてしまいました。
頭の中と、目の前に、火花が、出たようでした。
これが、プロセスだったら、レフリーに、あの、悪役レスラーの額を、調べてくれと言いたいところでした。
とても、人間の頭突きとは、思えなかったのです。
マットの上に倒れたレナは、血を流して、いました。
まるで、血まみれの、流血戦のようです。
誰か助けて!助けてと、叫んでも、誰も助けてくれませんでした。
元々、選ぶのは、私ではなかったのです。選ぶ権利なんて、持って居ませんでした。
これは、金網デスマッチのように、ギブアップするまで、続けられました。
誰が、悪いのと?自問自答もしましたが、神さまに、罰を受けているとしか思えませんでした。