テキストサイズ

カクテル好きの女たち

第3章 男運のない女


酔えば人肌恋しくなります。

私の悪い癖です。


いつしかバーテンダーさんは
カウンターから出て
私の横に座っていました。

「相手してくださると言いましたよね?」

酔った勢いと言うのでしょうか、
私は彼の太ももに手を置いて
甘える仕草をしていました。


「人は誰もが寂しいものです
ここにいる時ぐらいは甘えていいんですよ」

そう言って軽く頬にキスをしてくれたんです。

決してイケメンでもないのですが、
私は彼に抱かれたくてウズウズしていました。

「ほっぺじゃなく、
その可憐な唇にキスをしたいです」

彼にそう告げられた瞬間、
私は目を閉じて彼の方を向いて
キスをおねだりしていました。


彼は私の肩を抱いて
優しくキスをしてくれました。

「抱いて…」

私は彼の手を取って
胸の膨らみに導いていました。


「私だけボディタッチするのは気が引けます
貴女もタッチしてくださいな」

彼は私の手を取って股間に導きました。

「まあ、こんなになっているわ」

私はくっきりと浮き出た彼のモノを
ズボンの上から撫で回しました。


「気持ちいいです
貴女のような女性に出会えるのも
バーテン冥利につきるというものです」

私は自らブラウスのボタンを外して
ブラジャーに隠された胸の膨らみを
彼に見せつけてやりました。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ