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甘い蜜は今日もどこかで

第6章 【キミの隣に居たい】






そう返しながら私の足はジロウの股間を弄り始める。
声を押し殺して悶える姿は何よりも興奮するものね。
Tシャツ口に挟んで食いしばってる。
鍛えた腹筋がビクンビクンと動いてもっと虐めたくなっちゃう。





__ちゃんと俺のこと思い出して




「アハハ、忘れませんよ、明日会ったら笑っちゃいそうだからあまり言わないでください」




足コキ初めて…?
すっごい固くなってきたよ。
気持ち良さそうだね。




__笑うなよ、俺は今でも会いたいの我慢してるのに





「明日から嫌でも会えますよ?1週間みっちりと……んふふ」




__嫌じゃないよ、待ち遠しい




もっと悶えて、ギンギンに勃てて。
先っぽギュッてしたらギブアップ?
ダメだよ、まだ耐えてないと。
お仕置きなんだから。




「相変わらず甘い言葉平気で言うんですね」




__椿だからだよ、電話なのがもどかしいな……





「今日は明日に備えて早めに寝ます、副社長もちゃんと睡眠取ってくださいね」




__うん、明日、楽しみにしてる





「はい、では明日」




__おやすみ




「おやすみなさい」




__最後、名前呼んで?





「え……?えっと、おやすみなさい……裕典さん」




__やった、おやすみ、椿、またね




通話を終えて携帯を置いた。
お仕置き中のジロウはようやく声が出せるので噛んでたTシャツを離した。




「ハァハァ……副社長のこと、何で名前呼びなの?」




聞いてないよ、てな顔。
うん、言ってない。
しまった、て思ってる。




「んあっ……はんっ……椿…っ」




足コキは止めない。
気持ち良いところわかったから。
「ねぇ、何で?」って怒んないでよ。
そもそも今はジロウへのお仕置きなんだよ?
立場、わかってる?




「ジロウこそ、何で電話中にちょっかい出してきたの?ダメだって言ったよね?」




「んんっ……あの人だったし」




「クライアントだよ?」




「そのクライアント相手に何で下の名前で呼び合ってんの?納得いかないんだけど?」




「ごめん、好きに……なりかけてた」




「えっ!?あの人に!?嘘だ、椿……ダメだよ、俺、絶対に渡さない、死んでも渡さないよ!」









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