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王様げーむ

第10章 王様げーむ ~sea~



「きゃっ」



ボールが飛んできて打ち返した途端私は海の砂の中に足がずぼっと入ってそのまま後ろに倒れこんだ。



反射的に目を瞑ったけど、目を開けてみると海斗が後ろから私を抱きしめていて何とかこけずに済んだ。



でも、気になることが1つ…。





「海斗…。なんで胸握ってんの?」



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