テキストサイズ

王様げーむ

第11章 王様げーむ ~bath~

私はキスされると思って、ぎゅっと目を瞑った。




「っちゅ」



少しのリップ音とともに、重なる唇。



でもそれはすぐに放された私達は見つめ合う。




「陽太…。放してよ…」


握られた手首が痛くて。
触れられた唇が熱くて、私は言う。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ