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王様げーむ

第12章 嘘か真か

「はぁ?」




私の眠気は一気に吹っ飛んだ。




「またからかうつもり?」




「からかってねぇっつーの」



「なんでよ。好きとか言っといて嘘だったくせにぃ」




陽太に背を向ける私は、泣きたくもないのに涙があふれてきた。

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