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主治医との結婚生活

第16章 旅行の幕開け

私は目隠しの下で 目をパチクリさせる。

「旅行の時はゆっくり満たすね って
約束したじゃない…。」

奏真さんはそう言うと 
私の目隠しと 手の拘束を解いた。

奏真さんが 心配そうに私を見る。

「怖かった…? ごめんね?」

私は 奏真さんの表情に安心して
抱きついて 泣いた。

「ごめん ごめん。 そんなに嫌だった?
僕は 楽しかったんだけど…」


ひとしきり 泣いた後 
奏真さんに 笑いかける。

「もう 大丈夫!   …また  縛る?」

私は 浴衣の帯を 奏真さんに渡す。

「え? 何? 何で急に… 積極的…?!
(泣くほど 嫌だったんじゃ ないの ?!) 」

困惑する 奏真さんに 微笑む。

「奏真さんになら 何 されても いい… !」


奏真さんは 顔を真っ赤にして 口元を押えた。

「…言ったな? 
全く… 明花ちゃんには参るよ…。」

そう 言うと 
奏真さんは 私を押し倒して 足の間に 手を 忍ばせると、 一気に私を攻め立てた。

奏真さんの 指によって ぞくぞくと 快感が
急速に 高まって

甘く 声を 響かせながら 
私は ビクビクと体を 震わせた。

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