テキストサイズ

主治医との結婚生活

第23章 治療 2

「ちょっと… 予想以上に可愛かったなぁ…」

奏真さんは 私を抱きしめてくれながら
頭の上で呟いた。

私の自慰行為を 気に入った様で安堵する。

「おいで。 いっぱい 触ってあげるよ…」

奏真さんに手を引かれて 
シャワールームへ 移動する。

奏真さんは 私を椅子に座らせる。

「目眩は もう 大丈夫?」

体調を 心配してくれる。
奏真さんの こういう 優しい所が 大好き…

私は 頷く。

「そう… 
辛かったら 先生に 教えてね?」

顔を覗き込んで 言い聞かせる。

奏真先生と 明ちゃんに 戻った様…


奏真さんは 両手で 揉みほぐす様に 
私の全身を撫で始める。  

いつの間にか用意されていたローションが、
奏真さんの掌の滑りを良くする。

「あ… っ」

「気持ちが良いでしょう? 明花…?」

奏真さんに聞かれて 頷く。

「はぁ… ♡」

思わず 甘い溜息が漏れる。

「ふふっ」

奏真さんは満足そうに 笑って

「明花、 僕にも 触って?」

そう言われて 私も奏真さんに ローションを
撫でつける。

「はぁ… 気持ちがいい…」

奏真さんが うっとりと 呟く。

奏真さんに 椅子を譲って
奏真さんの背後から抱きつく様に 胸やお腹を
撫でる。

それから 奏真さんの背中に 自分の胸を 
擦りつけて みると…

「コラ。 どこでそんなマネを覚えた?」


奏真さんが振り向きざま、軽く睨むので
私はすっかり萎縮して 泣きそうになる。

「おいで?」

奏真さんに手を引かれて 
背中側から奏真さんの前に回り込む 。

奏真さんの足の間に座らされると
奏真さんが チュッと キスをしてくれた。

「どこで 覚えたの?」

今度は 優しく 聞かれる。

「…あのっ 奏真さんに 気持ち良く 
なって貰いたくて… ネットに書いてあって…」

怒っているのかもしれない。 

私は 焦りながら説明する。

「ふぅん? 明花も そういうの 見るんだ?」

奏真さんにニヤつかれると、
恥ずかしくなって 何も 言えなくなる。

「じゃあ 気持ちよくして?」

奏真さんに 促されて

私は自分の体を 奏真さんの体に擦り付ける。

「ん…っ」

自分から 擦りつけているのに
気持ちが良くて 声が漏れる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ