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【魔王城】
「やっとこのときが。魔王を倒すときが来た」
「ふはは。一人で来れたのは褒めてやろう。だが、舐められたもんだ。わしの恐ろしさを教えてやろう」
「何を戯言を」
「ほう。余裕だな。その体、動けなくしてやろう。死ねぇ！」
「ぐっ」
（ガードが間に合わない……）
「ぐわーーーっ」
「あーはっはっ」
　ランシャースは魔王の攻撃で壁にもろに激突し、骨に損傷が入り、動けなくなった。


「大変です！　ランシャース様が魔王に敗れ、意識不明との連絡が」
「あの方が？　看護班を向かわせなさい」
「ただちに」


「ここは？」
「気がつきましたか？　私は専属ヒーラーのヒカリです」
　とても素敵な女性だ。服から見える胸も。
「手、動かせますか？」
　ランシャースは手を伸ばす。むにっ
「ぁん♡やめてください。おっぱい揉まれると私……」
　むにむにっ。
「んぁ♡だから、やめ。んはあ♡敏感なところ……」
「これから回復魔法を掛けるので、おとなしく……」
　ランシャースの下半身は元気になった。
「とりあえず、魔法掛けますよ」
　ランシャースの傷は少し回復した。