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小説以外のひとりごと

第11章 メーカーの講習会

「メーカーの講習会」②


メーカーの講習会を催促する場合もある

工場見学も依頼したりする



ホテルの研修会のような場合もあれば、
山の中の作業場に出向く時もある

なんならうちの職場に出向いてもらって、うちの職場の会議室でやってもらうときもある


担当部門じゃなくても、興味があれば参加させてもらう


もともと知っている内容だったとしても、メーカーが変われば考え方も変わる事もある


自分の知識に幅をもたせるために上書きしていく


そうなると困った事もある


尋ねられたとき、答えが多岐にわたってしまう


きっと尋ねた人のキャパオーバーになるだろう



このパターンで出来ますよ、あとこのやり方ならこーゆー風にも出来ます
本来はこうなんですが、やりようによってはこうやってみれば出来ないこともないですね


と伝えてしまうと


きっと相手は途中で記憶することを断念してしまうだろうな


自分の説明が上手いとは思わないし



相手に伝えたとしても、伝えたつもりで終わってしまっているだろう


「伝える」という行為は4つの関門がある


まず自分が頭でどう話すか「考える」

考えた結果を「言葉」を選んで話す

相手は「耳で聴く」

ウンウンと頷いたからといって理解しているかどうかはわからない

最後に相手が聴いた内容を「脳で理解する」


最初の「考える」と最後の「理解する」が合致しなければいけないのだけれど


これまた「伝言ゲーム」みたいなものでうまく伝わっているとは思わないほうがいい


それだけ「説明」とは難しい


だから少しでも自分のボキャブラリーを増やすため、

自分キャパシティを広げるため、


講習を受けなければならない


目下、知りたいのは

胃腸薬があれだけ多くの商品が並んでいるものを、ひとつづつグループ化して説明してほしい


ワムシの繁殖方法のうまいやり方と、与え方をレクチャーしてほしい


ネットで調べててもよくわからない

塩水って書いてあったり、淡水って書いてあったり


どっっっちなんだいッッ!!


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