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小説以外のひとりごと

第49章 2024年9月

「フェス」その2

雨は小雨になったり、打ち付けてきたりを何度も繰り返す


ステージ前の芝生エリアは比較的マシな足場

でもステージ前から離れると泥だらけ


いちおうハイカットシューズで行ったからまだマシだった


サンダルの人はかわいそうだ


あとみなのレインコート

数年前まではモスグリーン、ベージュなどの「空前のアースカラーブーム」だったけど、

今年はけっこうみんなカラフルだ


ちなみにボクとカノジョさんは上は赤とピンク
下のズボンはネイビーというツートンのカラフルなもの

モスグリーンの人は意外と少なかった


逆にアースカラー系は中途半端に古臭く見えてしまったのはボクだけなんだろうか


お目当てのバンドは凄かった


とても一般の人にはアピールしないかもしれないけど、曲の構成やハーモニーの組み合わせは他のバンドと段違いだったと思う


これは作曲の段階でかなり作り込まれていて、それをさらに再現できているのも凄かった


前半の曲はダウナー系で重苦しいサウンドで最近の曲

後半では初期の曲を絡ませながらアップテンポな激しい演奏が聴けた

個人的には初期の頃が好みなんだけど、転調の多いダウナー系の楽曲も興味深い

メロディーとメロディーのあいだにフックが仕掛けてあるのでハッとさせられる


テレビにも出ない地方のローカルバンドなんだけど、密度の濃い音だった


また新しいドラムは激しい叩き方の人で、テクニカルでした

前任の若い人はメインふたりに合わせていく印象で邪魔しないように叩いていたように思える

新しい人は主張しつつも悪目立ちしないのは年の功なのだろうか


残念ながら物販のほうへは行けなかった

新しいアルバム欲しかったんだけどな

ローカルフェスに参加するバンドの音源はこんなときにしか手に入らないので少し残念でしたが、改めて他のバンドとのスキルの高さを露呈したように感じられて個人的には満足です!


飲食ブースではフレッシュフルーツのスムージーを飲んで衝撃を受けました


さぁ、明日は晴れるかな?


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