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小説以外のひとりごと

第39章 「ホラー祭り」

2023.11.27


レンタルで借りた準新作からの一本

「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」
2023年アイルランド映画


直訳すると「アンタは母さんじゃない」

最近は映画会社A24の躍進が凄い
いわゆるホラーやミステリー映画を中心に注目された映画会社で「ミッドサマー」や「ラム」「エックス」といった作品がスマッシュヒット

もちろんホラーだけでなくもう少し一般的なジャンルもある

けどA24といえば「コレ!」というのは少し怖いお話し


なんならA24が流行ったおかげで違う会社のホラーも「A24風スリラー」として売り出されていく


「ドント・ウォーリー・ダーリン」はワーナーブラザーズの映画だけど、ミッドサマーと同じ女優で同じシチュエーション(ディストビア)スリラーと言うこともあってか、「まるでA24風」

きっと大半の観客はミッドサマーに影響受けた人たちが観に来ていると思われる


「ピンク・クラウド」も2020年ブラジル映画(日本公開は2022年)で閉鎖空間でのシチュエーションスリラー
やっぱりこちらもA24風だが制作はサンリス・フィルムという会社


とどめは「MEN〜同じ顔の男たち」2022年イギリスのハピネット・ファントムというスタジオ

田舎で不思議な事が起こっていく、てのは「ミッドサマー」っぽい


ようやく本題に戻るが、「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」2021年アイルランドのファンタスティック・フィルムズという会社


よくホラー映画である音でビックリさせるような事は無くて、日常生活を淡々と流していく雰囲気は「ラム」のよう

ハリウッド映画のような起承転結がハッキリブロック分けされてる映画を見慣れてる人には少々退屈だろうな


とにかく日常生活が淡々と続く


終盤から話しは進むんだけど、ストーリーがイマイチ見えてこない

ヨーロッパの古い昔ばなしを現代に置き換えているホラー、というのを後で調べてからわかったんだけど

これはアジア圏の人にはナンノコッチャわからんのてすよ


最後、これでメデタシメデタシで本当に良いの?と思ってしまう


雰囲気のあるスリラー映画ではあるんだけど、DVDジャケットのような、口の中から化け物が出てくるようなシーンは一切無かった


あと、とにかく画面が暗い


万人にオススメはしない映画だなぁ〜

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