 
カッコ悪い俺ら
第7章 居場所
数時間後
俺は、姉の指定するファミレスにいた
そこには姉と…多分旦那だろう男性が並んで座り俺を待っていた
「ごめん、待った?」
声をかけると、姉は首を横に振った
「始めまして、弟の颯太です」
俺と男性は、軽い挨拶をして向かい合い座った
男性は、姉の今まで付き合ってきたタイプとは、見た目が違ったから内心驚いた
我が儘そうな…遊んでそうな…軽い男性が多かったから……
腰が低くて、静かに笑い…姉の話を良く聞いていたが
なんだか、たより無さそうに見えた
だからか、旦那さんと姉を見て
気が抜けてしまった
 
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