テキストサイズ

どこまでも玩具

第13章 どこまでも



ここ数日は家に帰る度、ずっと展開を考えていました

雅樹がどうなるのか
弦宮は
アカの新しい家族は
有紗の告白は
金原と有紗は
篠田と雛谷は結局は
……
いろいろ書き足りないことはあります
でも、物語には相応しい器があって
これ以上になると歪なスーツを着たよくわからない話で終わってしまう
それはイヤでしたから
自分が納得いく完結を届けさせていただきました


どこまでも玩具
元は、随分悲惨なストーリーの予定でした
方向性が変わったのは、雛谷暴走編での瑞希救出の時です
あれ?
類沢先生……もしかして
そんな予感がしました
作者の癖に白々しい?
いえいえ、そんなことはございません
作者なんていつでも描く人物たちに振り回されているものです
変わって良かったですね


中盤ニュースでも伝えましたが、後半は全く濡れ場もなく、ストーリー重視でいかさせて頂きました
もっと見たかった方……読み返して下さい

読み返してみると、凄く不思議ですね
初めの二人と今の違いように
こうなるのを最初に予期した金原が愛おしいです
類沢に会わないようにボディガードになろうとしてくれたこともね


アカの過去編はなかなか友人にも複雑な感想をもらって、迷いました
繊細な題目ですから
ただ酷いだけで終わらせたくなく、強引に筆を進めたのが懐かしいです
紅乃木父
割と評価は低くなく、そこが妙に嬉しかったです
新しい父
スノボに遊びに行くところ、見たかったですねー
櫻ちゃんも実は細かく設定してあったりしました


BLなのに欠かせない女性陣の皆様
西河南
宮内美里
仁野有紗
弦宮麻那
篠田蓮花(登場はなかったかな)
あとはいないか……不安

人気は河南と麻那さんがトップでした
後半有紗も
彼女たちも大事な大事なドラマが沢山ありましたね
美里と瑞希の会話が描けなかったのが心残りです
後の類沢宅での食事会できっと叶うのでしょう


河南と麻那さんですが
ホストの方では大活躍です
蓮花さんも
あちらでは……河南は瑞希の彼女として生きているんです
切なく、嬉しいことです
類沢の過去と弦宮麻那の葛藤も
彼女の想いの強さがわかります
また別の物語...

ストーリーメニュー

TOPTOPへ