
気持ちのいい恋
第3章 心地いい場所
俺は食い入るように聞き入るリクについペラペラと喋ってしまう・・・
「気に入った人がいても――――・・・同じ“受け”同士だとやっぱり上手く行かなかったり・・・
と、性癖の部類も別れちゃったり・・・
男と女なら、役割がだいたい想像つくだろ?でも、俺たちは蓋を開けてみないと解らない――――ってのも多かれ少なかれあるんだよ・・・」
興味津々なのかリクは俺の話を聞いてくれる
「へ~・・・っで、春斗さんとカイは相性がいいって事なのかな?朝まで一緒って言うことは・・・」
「///ぐっふっっ!!」
リクからそんなことを言われ、俺は珈琲を吹き出しそうになる!
「///わっっ、大丈夫!?俺――――・・・変な事言った?」
慌てて水を差し出すリクに――――・・・悪気は無かったのだろうが・・・兄弟のデリケートな部分を聞きたいか?!と、少し驚いた
