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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第15章 リア充だけじゃない、俺自身もレベルアップだー!

俺たちに、とうとう子供ができたー!
妊娠検査で陽性反応を見て、その日の夜はめちゃくちゃ舞い上がったんだ。

さっきまでの不安なんて忘れてさw




――だけど翌朝。



「……はい、慎吾くん」

「サンキュー。
ん、着信だ」

「あ…私が電話かけちゃったから…」

仕事に行こうとした時だ。
玄関に放置していた事を忘れていたスマホに、ひなからの着信履歴とは別の通知を見て、一瞬で昨夜の事を思い出した。


「………」

「慎吾くん…?」

「あ、何でもないっ
じゃあね」

「うん、お仕事頑張って」


俺はすぐにスマホをポケットに入れて、逃げるように家を出た。
もちろんそれは、ひなに見られないようにしたかったから。




「はぁ…
スマホ玄関に放置していてよかったかも。
まさか藤村がまたメールしてくるとは思わなかったなぁ」


それは昨夜、藤村とちょっと変な空気になって、半ばケンカ別れみたいな帰り方しちゃったからだ。

いや、ケンカってわけじゃないんだけどさ。

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