
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第16章 サプライズのつもりが、大事にされちゃったよ
「よぉっし、洗濯も干せたしご飯のスイッチも予約できたし。
そろそろ出ようかなぁ?」
朝の家事も終わり、慎吾くんの出勤も見送ったところで良い時間になった。
今日からは仕事の時間が変わって、午後からではなく慎吾くんと同じ朝の9時から。
慎吾くんは職場までの移動距離があるから先に行ってしまったけど、私は歩いて行けるところだから始業15分前でも間に合うのだ。
「あっ!
慎吾くんに、今日から勤務時間変わった事、言うの忘れてたぁ!」
おとといの夜は、まさか慎吾くんが迎えに来てくれたのにすれ違ってしまった。
これから時間が早くなったんなら、またすれ違いにならないように―――…と思ったところで気付いた。
「……そっか。
退社時間も同じだから、私の方が先に家に帰るもんね」
またメールしても家に帰るまで気付かないままかもしれないし、慎吾くんに言うのは帰ってからでもいいかな。
それよりも、家に帰って私がいたらビックリしたりして!
これはこれで、慎吾くんの反応が楽しみだねっ。
