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10年後の君へ

第13章 幸せな時間

蒼真はワケも分からず戸惑うばかり…

それを察し鳴海から…優しいキス…

鳴海
「途中で止めて、ごめん…
汗かいちゃって気持ち悪い…
それに馴れないスーツだったし…
蒼真の初めてを貰うのに廊下じゃ…
俺が嫌だ…」

鳴海は、そう言いながら、もう着る事のない
蒼真の制服を脱がせて上げようとした…

蒼真
「時間が勿体ないから自分のは自分で脱ぐ… 俺は鳴海の服は脱がさねぇよッ!!
自分で脱げッ!!俺は、どこだって良いのに…」

鳴海
「俺は何も考えずに集中してシたい派なの」

蒼真
「今まで散々焦らされたんだ…
俺の好きなようにさせろよな…」

蒼真は鳴海を下から睨み付けるが…

鳴海は優しい顔で"はい、はい"とだけ

答え風呂場で…シャワーの音と

響き渡る…ふたりの息づかい…

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