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10年後の君へ

第6章 ふたりの出逢い…

鳴海
「誰が帰って良いって言った?」

鳴海は蒼真の隣の席に座り
一言だけ言い放つ


「おっ、珍しい~お前が来るなんて~」

鳴海
「お前が俺に面接しろって
言ったんだろうが!!
お前も、いろはも変な質問
ばっかりしやがって!!」

岳・いろは
『ごめんなさぁい…』

鳴海
「……反省してねぇな!!
やっぱ、お前ら帰れ!!
俺が面接する!!その紙よこせ!!」

鳴海は岳から蒼真の履歴書と
もう一枚の紙を取り上げた…


「えぇ~つまらんなぁ…」

いろは
「ねぇ…岳、私達、帰りましょう…
なんだか嫌な予感しかしないわよ…」 


「んじゃ帰る前に蒼真くんに
コレを先に渡しとくよ」

岳は封筒をテーブルの上に置いた…
中身は少しだけ分厚い…

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