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10年後の君へ

第7章 同居生活

鳴海
「うーん…俺、食えれば良いから…
まぁ、強いて言うなら、こっちかな…」

蒼真
「…ッッ!!えっ…!?」

鳴海が食べてるのは
蒼真の作った方の料理だった…

鳴海
「こっちの方が甘めだし…
そんじゃ俺、仕事あるから…」

鳴海は、そう言うと立ち上がり
自室へと向かった…

蒼真
(やッッたぁッッ!!
今日めっちゃ良い日ッッ!!)

魁斗・果凛
(蒼真…分かりやすッッ!!)

魁斗
「てか、あの鳴海って人…
食えれば良いって何だよ…」

果凛
「それに頂きます、ご馳走さまも
言ってなかったね…」


「まぁ…鳴海は、ずっと
ひとりだったからね…人との接し方が
分からないんじゃないかな」

魁斗
「そういう問題かよッ!!
蒼真…絶対に鳴海ってヤツの胃袋を
掴めよッ!!」

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